ジェイムス・コットン・ライヴ with マット・マーフィー&ルーサー・タッカー
Pヴァインレコード
Pヴァインレコード
1987年、テキサスはアントンズでのライブ・レコーディング。盟友マット・マーフィーとルーサー・タッカーの職人ギタリストにパイントップ・パーキンス、カルビン・ジョーンズ、ウィリー・スミスの黄金のマディ・ウォータース・バンド・リズム隊がバックを付けるのだから悪かろう筈がない。
コットンは80年代半ばくらいから喉を痛め除々に歌えなくなってしまうが、ここではやや苦しくもかなりパワフルに歌っている。気迫のハーモニカは無論絶好調で、豪快にブロウしまくり。インストの2と8で存分に名人芸を披露してくれる。
マディ・ウォータース、リトル・ウォルター、サニーボーイ・ウィリアムソンのシカゴ・スタンダードばかりが並ぶ。二人のギタリストもフィーチャーするライブ録音なので7分を超える曲もあるが、生演奏の熱気が伝わってくる。
同じくアントンズからのスタジオ盤「Mighty Long Time」とともに、70年代のファンク味は薄れ、50年代の王道シカゴ・サウンドのコットンである。この後、さらに歌が厳しくなりアコースティック・セットで制作した95年の深い深い傑作「Deep In the Blues」が生まれる。
Young Man's Blues: The Best of the JSP Sessions (1989-1990)
JSP
JSP
なかなか、軌道に乗らないローリーですが、このころのライブいいです。ギターも切れ味抜群すごいしゅんぱつ力。ベルの兄弟も参加。もち、キャリーも。
Folk Singer
Classic
Classic
私にとってマディは長い付き合いの他人のような存在だった。
名前知ってる,ライヴ映像も見た,CDもベストものなら持っている。
大好きなブルームフィールドが,演奏中に「Oh!マディ・ウォーターズ!!」と叫びながらギターを弾く事も知っている。なのに,何度聞いても私にはあまりしっくりと来ない音楽だった。
名前知ってる,ライヴ映像も見た,CDもベストものなら持っている。
大好きなブルームフィールドが,演奏中に「Oh!マディ・ウォーターズ!!」と叫びながらギターを弾く事も知っている。なのに,何度聞いても私にはあまりしっくりと来ない音楽だった。
ところがある切っ掛けで「ハウリンウルフ」をよく聞くようになって、ついでと言ったら失礼だが,アコースティック・ブルーズなら聞けるかもしれないと思って,このアルバムのタイトルに期待して購入してみた。
ギターの音とヴォーカルの音の音量のバランスが昔自宅でやっていたセルフの録音状態のような感じで,やたらと彼の太い声がでかく聞こえるのだが,それが返ってうつろな気分の時に耳元で悪魔に囁かれるようで覚醒効果がある。
基本的には70年前後のニューロック世代であり、電気ブルーズ派の私であるが,これは気に入ってしまった。おかげで,今では十数枚の彼のCDに囲まれて生活している。
ブルーズとは偉大なるワンパターン音楽による物語である。
Rollin' Stone: The Golden Anniversary Collection
MCA/Chess
MCA/Chess
この2枚組は、マディのチェス(その前身のアリストクラットを含む)の最初期の録音を全部まとめたもので、有名なRollin' Stoneの別テイクも聞けます(以前、別の2枚組で発表されていましたが)。シカゴブルースの基礎の全てが入っているともいえそうな充実ぶりです。何回聞いてもすばらしい。55年頃までの録音がカバーされていますが、この後もマディはチェスに録音し続けているので、続きはいつ出るのだろうと楽しみにしていたら、通販限定で58年までの録音をまとめたものが出ました。この2枚組が売れなかったせいか?